fc2ブログ

2ちゃんねる映画ブログ

映画関係の2chまとめブログです。映画作品に関しては管理人が鑑賞したものを片っ端から投入予定。(未見のものはまとめられません。(*/∀\*)イヤン)

ヘッドライン




【現在の映画数】 1741

過去に2ちゃんねるでスレッドが立った映画作品はコンプリートしてしまうくらいの理想と情熱を持って更新中。お目当てのあの作品が無かったという方も、必ず更新されるはずのその日まで、”気長”という言葉では許容できないほど気長にお待ち下さい。ヽ(´ー`)ノマターリ
基本的に解釈、分析、評価等のネタバレは有りの方向でまとめますので、公開したての映画のまとめは自粛します。劇場で公開直後に鑑賞した作品も公開後しばらくしてからアップの予定。2ちゃんねるを直接チェックしてみて下さい。

このエントリーをはてなブックマークに追加

出口のない海

【人間魚雷】 出口のない海 2号 【出撃】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1156026455/
2ちゃんねる映画ブログ

1 :名無シネマ@上映中:2006/08/20(日) 07:27:35 ID:snHHxOJU
1945年、敵艦の攻撃を避けながら海中を進む1隻の潜水艦内に待機する4人の若者たち。
彼らは人間魚雷“回天”に乗って敵艦に激突するという極秘任務を帯びており、艦長の出撃命令を待っていた。
そんな中、甲子園の優勝投手だった並木浩二(市川海老蔵)は野球に熱中していたころや、戦争に行くと決めた日々を思い出す。

監督 佐々部清
原作 横山秀夫
脚本 山田洋次 、冨川元文
音楽 加羽沢美濃
出演 市川海老蔵[11代目] 、伊勢谷友介 、上野樹里 、塩谷瞬 、香川照之
主題歌 竹内まりあ‘返信‘
2006年9月16日松竹系劇場にて封切り


141 :名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 19:39:10 ID:8he5I+Np
大阪試写会に行きました。
よかったですよ。
原作を読んでいたので、大事な部分をカットし過ぎだと思ったけど、
一方で原作の暴力的な制裁シーンなどがなくて、安心して見られた。
戦争の悲惨さを扱ってるのに温かいイメージの映画。
松竹らしい。

148 :名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 22:21:18 ID:3nfY3Sy+
最悪 点数つけると10点くらい
どんなシビアな状況でも生きようとする若者の生命力と
それを奪う戦争の理不尽さ
という、原作の意図が100%無視されてるうえ、
登場人物の言動が意味なく現代風にアレンジされててリアリティーがなくなってる
時代考証もいいかげん

152 :名無シネマ@上映中 :2006/08/31(木) 00:20:52 ID:eVi+SYvS
>>148
>どんなシビアな状況でも生きようとする若者の生命力
原作でそんな意図見えたか?
”死にたくないけど征くしかない”というのはあっても
”生きようとする生命力”ってのは感じなかったが。

153 :名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 01:26:52 ID:MhOs99bT
>>152
確かに、どんなに頑張っても、つか頑張れば頑張るほど、
待ってるのは確実な死になるわけだもんね。

「行く手にあるのは絶望だけだけど、でも僕は負けない」的な
ありがちな理想型を感じたのでは?
と原作読まずに言ってみるテスト。

154 :名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 03:02:49 ID:LhcscpPB

2ちゃんねる映画ブログ

市川海老蔵は誰を演じても、海老蔵にしか見えん。

155 :名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 06:24:54 ID:h4YQNskb
かといって、デニーロ・メソッドよろしく役柄に合わせて太ったり痩せたり
ハゲたり病気になったりしたエビを見たいとは思わんけど

48 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 21:35:46 ID:j6mTOQgD
えび蔵の顔を見ると、この隠し子野郎がといつもおもってしまう。

182 :名無シネマ@上映中:2006/09/02(土) 20:21:23 ID:qohxRoq2
試写で観てきました。
私は原作を読んでないんですが、
淡々とストーリーが進んでいきますね。
泣いちゃうかな~と思ってたけど、全然。
若手の演技がなかなか良かったです。

回天の内部や操作方法などが具体的に分かったので
私にはそれが収穫でした。
魚雷に人間を乗せる・・・よくもこんな酷いことを
考えたものだとつくづく思いました。

379 :名無シネマ@上映中:2006/09/08(金) 02:36:18 ID:87WURkR8
今日、試写会で観て来た。招待されて、悪口は言いたくないのだが、面白くない。
徹底的に面白くない。戦争の悲劇も伝わって来ない。一箇所、お母さん! には、
ぐっと来るものが有ったが、そのシーンだけである。後は、2時間ドラマのレベルだ。
脚本家と監督が、なるべくドラマチックになり過ぎないように、スペクタクルに
流されないようにと、(それは大いに結構なのだが)所々でふっと外すのだが、
それが悉く失敗している。わざわざつまらなくしているのだ。

2ちゃんねる映画ブログ

一番気になったのが、整備士役の下手糞なこと!! あきれてものが言えなくなるほど
大根である。ハリウッドなら途中で役者を代えているだろう。彼が出てくると、
一気に中学生の芝居を見せられている気になる。
新之助は悪くはなかった。
『人間魚雷回天』とは比較にならない。人間と猿ほどに違う。つまりは土俵が違うということだ。
日本映画は退化している。否、今や仮死状態にあると確信させられた一作だった。
ただ、中年の婦人の中には、涙を流している人もいたことを、付け加えておく。

382 :名無シネマ@上映中:2006/09/08(金) 07:04:43 ID:1bHB/tam
>>ID:87WURkR8

新之介じゃなく今は海老蔵ですが何か?自分見たけど整備士の演技は
悪くなかったよ。ってか役者はみんな良かった。

301 :名無シネマ@上映中:2006/09/23(土) 06:26:49 ID:TfRGxmnz
新之助の子供にも見せてやりたいね

380 :名無シネマ@上映中:2006/09/08(金) 05:19:52 ID:r9fNOm2x

2ちゃんねる映画ブログ

今回の脚本は山田洋次のを、監督が書き換えたらしい。(キネマ旬報より)

俺は、チルソク、四日間の奇蹟と見て、半落ちを後追いで
接して、この監督の才能のなさを確信したけどね。
特定の俳優目当て以外なら、この監督のは面白くないので薦めない。

432 :名無シネマ@上映中:2006/09/09(土) 21:35:54 ID:XT4toKT7
キネ旬の監督の談話読むと、なんとなく甘い出来と
言われる理由も分かるような気がする。
もともと山田洋次が映画化したくて時間がなかった。
山田監督が一番関心があったのは、回天の兵器として
の不完全さ。一方佐々部監督は、野球青年並木として
前半、特攻隊員並木として後半の2部構成を構想し、
コンテを書いたが却下。山田の脚本に、無理矢理、
フツーの青年としての並木を盛り込んで、なんとか
撮った。

山田監督がメガホンとってたら、バリバリの戦争
映画になってたであろうことを考えると、自分とし
ては中途半端であっても佐々部色が入った映画と
なって良かったと思う。

433 :名無シネマ@上映中:2006/09/09(土) 22:35:18 ID:bmGT4sgx
要は、ホンの完成度が満足できるような状態じゃないってことだな。

564 :名無シネマ@上映中:2006/09/13(水) 12:30:08 ID:tIAnTruu
2時間暗くて鬱になりました。
山田洋次のにらみが利いて佐々部監督らしさが無し。
駄目でした。原作はもっと感動したのにね。

159 :名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 21:27:57 ID:h75f0L3z
エンディングの曲…なんであれなんだろう?
メロドラマ見た気分になったよ orz
まあ、本編もアレな出来だったから別にどうでもいいけどさ

165 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 22:23:22 ID:7oo3ftt0
主題歌はピッタリだったと思うよ。
もし山田が監督してたら、さるまたしか谷村昴だったろうなwww

674 :名無シネマ@上映中:2006/09/16(土) 13:04:49 ID:QwpGek1R
今大阪で観てきた
原作読んでなかったから・・・並木の最期に拍子抜けした
でも手紙の所で泣いてしまったぞ
この監督の作品ってことで期待してなかったけどなかなか良かった
客席は7.8割埋まってて泣いてる人結構いたな
かなり年齢層高かったな

678 :名無シネマ@上映中:2006/09/16(土) 13:37:21 ID:b1JCTBpL
原作のラスト近くに出てくる手紙のくだりは、まあそれなりに感動的ではあるね。
多分に浅田次郎的な、如何にも如何にもな「泣かせ」のシーン。



http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1158483972/
2ちゃんねる映画ブログ

36 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 17:47:45 ID:lPnO9zE6
見てきた

全編を通したテーマが存在しなくて、色んな要素が薄味で混ざって混沌としてるようなそんな感じだなぁ。
部分部分はよかったと思うけど、そのいい部分てのが上手い事一つのテーマでつながってない、て感じ。
最後の手紙→返信 てのは流れ的にも曲的にも神がかってたと思うんだが(現代はともかく)、
こうもウケが悪いのを見るとやっぱりテーマの無さ、流れの無さがまず目についたのかねぇ。
純粋にこの部分だけ考えたらすごく上手いと思うのに、それを出す為の前ふりが上手くいってないからなぁ。
何か色々もったいない

39 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 19:03:03 ID:HsXzq6ZW
観てきた。
野球の指導が鹿取義隆だからサイドスローなのか。納得。
元阪神の島尾が起用されたのは亀山弟だと太ってて不自然だからなのかと
変に勘ぐってしまった。

伊勢谷以外の回天乗組員は芝居がうまい。
香川と田中が艦長と航海長って、若すぎないか?

そこそこ泣ける映画ってとこかな。

40 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 19:37:19 ID:m2ok+e9a
伊勢谷も悪くなかった、みんな普通以上だったと思う

2ちゃんねる映画ブログ

42 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 19:56:45 ID:Nf51ACxq
伊勢谷は自分も最初は棒?と思ったが
抑揚のない話し方は原作のイメージどおりだし
海老蔵に土下座するシーンは良かったと思う
回天に乗り込んだ時の3人のそれぞれの表情も素晴らしかった
柏原はいつの間にあんなに味のある役者になってたんだか
伊崎の演技も安心して見られた
香川はいわずもがなネ申

44 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 20:43:15 ID:aFzXhsc5
並木以外の回天乗組員はそれぞれの緊迫感や切実感が感じられてよかった。

しかし,並木は・・・。
主体性がなく,頭の弱い,野球にうつつを抜かしてる学徒という感じしかしなかった。
顔立ちも体形もぬるいかんじだし。

118 :名無シネマ@上映中:2006/09/19(火) 22:30:31 ID:DOY4JT9Z

2ちゃんねる映画ブログ

並木が投げたのはシンカー?チェンジアップの軌道じゃなかったな。

128 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 07:08:07 ID:NvSlGvlU
>118
野球監修が鹿取義隆だった

だから、サイドスローで魔球もシンカーなんだ、と一人で納得してた

45 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 20:50:49 ID:HsXzq6ZW
役名があまり昔って感じがしなかったな。
浩二、寛之、美奈子、聡、勝也...。
安吉はドンピシャだったが。
親にしても俊信と光江じゃ戦後ってイメージだが。

並木浩二って長男なのに浩二なのか...。

52 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 22:34:01 ID:AHRBJ9Mg
浩二は小説では二男。
特攻の募集は二男以下で文科系だけらしいじゃん。
長男なら本人も志願しないし、家でも許さないだろう。
優秀な文科系の学生ほとんど殺しちまったから、戦後はこんな
味気ない日本になっちゃった。
海老蔵は育ちのいい浩二にうってつけ。
伊勢谷の殺伐とした感じといい対比だった。

241 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 23:42:04 ID:yDH4yhvv
並木はほっそりとしたイメージのはずが、
エビゾウががやっただけに、体ががっちりしすぎ。
北ぐらいの細さがよかった気もした。

2ちゃんねる映画ブログ

あと、小畑は黒田勇樹よりも、電車男の伊藤淳史のほうがイメージ近い気がする。
沖田も原作では、だいぶ意見を言うような人物だったのにね~。

242 :名無シネマ@上映中:2006/09/22(金) 00:01:47 ID:jkVBegBT
並木、原作では19歳だからな~。
海老蔵じゃ、19歳は無理。
19歳の少年と青年のは狭間にいる初々しい子が回天に乗るのが切ないかったのに・・

秘密兵器に搭乗するかどうか聞かれた時、並木は違和感を覚えたけど、小畑が○を書いたのを見て
いままで一緒だった小畑のために自分も○を付け
『これからも一緒だな』と言ったら、小畑から、『死ぬのが怖くて実はあの後消した。』
と言われるシーンがなくて残念だった。
あそこが自分はショックだったのに。

244 :名無シネマ@上映中:2006/09/22(金) 00:09:52 ID:yRjKglYb
>>242
並木が19歳なのは最初のほうだけだと思うが。
回天に搭乗する頃は23歳くらいじゃないの?

246 :名無シネマ@上映中:2006/09/22(金) 00:19:05 ID:QYyTdhX0
>>244
学徒出陣式 昭和18年10月21日
並木が事故ったのが、昭和20年8月14日
20~21歳位?

252 :名無シネマ@上映中:2006/09/22(金) 07:30:52 ID:CFUmNt+e
実際、回天記念館などで飾られている遺影を見たら
皆さんかなり大人っぽい風貌だよ。
今の20歳前後を想像するからそう見えないだけであって
当時の人を彷彿させようとすると海老蔵世代でぴったり。
今売り出し中の20歳前後の役者じゃあ重みが出ないだろ。

686 :名無シネマ@上映中:2006/10/07(土) 00:07:30 ID:3mimd4hs
海老ちゃんが眉間をいつも開いて、眉もボサボサにして
いつもの鋭い素顔消して、間抜け顔で2時間いたのは凄い!

33 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 16:27:42 ID:v2dSeh7g
並木が甲子園で優勝した投手に見えなかった

258 :名無シネマ@上映中:2006/09/22(金) 10:35:01 ID:aRAebFqN
ハンカチ王子に芝居っ気があるなら、ぜひともリベンジで映像化して
もらいたい。
海老蔵も芝居は相当下手だったから、ピッチングが巧いぶんましかも。

808 :名無シネマ@上映中:2006/10/21(土) 10:03:45 ID:o3RS9dr7
明治に野球で進学しようと思ったw

809 :名無シネマ@上映中:2006/10/21(土) 10:58:44 ID:ouDBB76M
並木の大学は、山田監督のイメージでは法政。
それを佐々部が監督特権で、母校の明大にした。

60 :名無シネマ@上映中:2006/09/18(月) 23:57:38 ID:9/9wJAlE
太平洋戦争を扱った邦画にしては珍しく、妙な悲壮感や無理矢理なお涙頂戴もない作品だった。
主人公の存在感がやや薄い気がしたけど、複数の登場人物にスポットを当てた為に誰が主人公
なのか、何を描きたかったのかわからない過去の戦争映画に比べれば、良作の部類だと思うよ。
誰かが言ってたように、現代のシーンは要らない。

観客層は20代から年配者まで様々だったけど、映画を見終わって涙を浮かべている人が大勢
いたのが印象的。
俺も泣きそうになった

62 : :2006/09/19(火) 00:57:52 ID:yz+ZfCUc
帰還したときに並木と整備員の2人でキャッチボールを行ったときの並木の台詞は
朝日さんの意図を感じてしまったのですが、素晴らしい出来の映画だと思う。
観客の平均年齢が高かったのが気になるが、若い層は取り組みにくいテーマかもしれない。
徐々に話題になって欲しいですね。

時代考察はけっこう正しいと思うが、明治には陸上部はなくて、、、、、競走部があるんだけど。
それから、最後に入った六大学のシーンでこっそり流れていたのは早稲田の応援歌です。

139 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 14:12:30 ID:fzFRMqcu
原作読んだ。映画より断然いい。

この話って日米開戦~終戦間際の数年間のものだったんだね。
状況と心境の変化がよく描かれている。
が,映画では,そんなに長い時間がたっていると感じられなかった。

映画がよかったのは,北中尉は原作のイメージとぴったりってとこと,佐久間についてのところだけかな。

173 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 23:37:09 ID:Cuc664ze
>>139
最後の一行、まったく同感だ。

160 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 20:36:49 ID:j+dO785y
>>139

ちょっと待ってくれ
北が原作のイメージとぴったりってところに異議があります
あと佐久間は婆ちゃんに似てきたのが母ちゃんになってたのは意味不明

196 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 11:09:08 ID:xAm69mZc
映画を先に観たのだけど、確認の意味で原作を買った。
並木の死は原作のままなんだね。
本の中では「(並木さんは)米兵を殺さずにすんだと思ったかもしれない」
なんて一文もあったから、あの死に方でも成程と思ったけど
かえってそういう説明を省いた映画の方が
観る人間にいろいろ考えさせるという点で良かったと思う。

226 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 17:39:32 ID:vxA5Ahus
不満な点は犬のカイテンが出ない、北の肩布団下着が出ない、弟の「お国の為に死んで下さい」も出ない

227 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 17:46:12 ID:E2Kh1ROR

2ちゃんねる映画ブログ

そうそう、並木には弟がいたのに映画では妹のみ。
喫茶店の描写も少なかったのも不満だね。

167 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 22:28:40 ID:BQApnJjt
男たちの大和やローレライが熱すぎる内容だっただけに、この映画の地味さが際立っていると思う。
戦争映画、それも旧軍物と聞けば、たとえそれがショボイ内容や押し付けがましいまでの反戦ストーリー
であっても、誰もがそこに何らかの熱さや悲壮感を期待してしまうのではないだろうか。
そんな気持ちで観てしまうと、ある種の爽やかさに肩すかしをくらい、何じゃこりゃ!という感想になるのでは?
内容的にはそんなにひどい出来ではないと思うが、もう少し主人公の心理描写を掘り下げていれば、
もっと良い作品になったと思う。

蛇足だけど回天が出撃するまでの手順の再現や、爆雷攻撃で故障した回天など、普通の作品ならすっ
飛ばされてしまいがちな細かい描写がよく描かれていたて、興味深かった。

201 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 13:16:22 ID:ZN+5xJ3H
回転を工場から海へ下ろすときに、遠くの方で「OK!」
とか言ってたけど敵国語だけど大丈夫なのか?
あと、最期に映ってた島への連絡船に消防がワラワラいたけど
観光客以外にあんなに子供住んでないって。wwww
爺婆ばかりの島だよ。

204 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 14:16:19 ID:RCJ75hH0
>>201
海軍は戦中も結構英語使ってるぜ。もともとは英海軍を模範としてたらしいから。

205 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 14:31:54 ID:BWDQIWan
>>204
さすがに戦中後期は不用意には使って無かったよ

208 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 14:49:47 ID:C1rW9uz4
>>205
後期でも普通に使ってるよ。
そもそも敵性語云々は民間で始まった自主規制。
言葉狩りに躍起になってたのはマスゴミと憲兵だが
実態は規制どころかユルユルガバガバのぬる~いものだった。

147 :名無シネマ@上映中:2006/09/20(水) 19:10:22 ID:e5rHyRlc
最後、どんだけ保存状態いいんだよwwwってぐらい綺麗に死んでたね

669 :名無シネマ@上映中:2006/10/06(金) 01:56:38 ID:L1IvCeCY
海の底だか横だかに突っ込んだ海老ちゃん
台風で浮かび上がった練習艇
普通に蓋を開けて『海老~!!』って叫んでたけど、死体が腐っててやばいんじゃないのか?

死因は窒息死だろうけど、海底という低温の中という環境で海老の鮮度が保たれたのか?
死んだらなんかやばい液体とかでちゃって、手帳とボールは汚れちゃうんじゃない?
だれかおせーて

670 :名無シネマ@上映中:2006/10/06(金) 02:17:36 ID:zUIxoit+
>>669
瀬戸内海で試験潜行中に事故で浮上できなくなった伊33潜は九年後に引揚げられたが、浸水していない区画の乗員たちは腐らずにそのままの姿だった。
理由は艦内の酸素を乗組員が全て吸い尽くしたから。

ちなみに最後まで生きていた乗員は首吊り自殺を遂げ、艦内捜索時にぶら下がった状態で発見されている。

671 :名無シネマ@上映中:2006/10/06(金) 02:38:20 ID:U7Ju9xMA
>>670

つらいね・・

229 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 18:16:03 ID:yg6BkP+q
観てきた。

あまり評判良くないみたいですが、良作だと思いました。
回天がデリケートで操縦が決して簡単ではないことを細かく描写してあって感動。
故障による出撃断念とその後の事故死という主人公の運命もかえってリアリティがあると思いましたよ。
悲壮なヒロイズムにも声高な反戦にも傾倒せず、全体的に淡々とした抑制した描写も良かった。
少なくとも「男たちの大和」よりは気に入りました。
エビゾウもソリマチ・シドウ・カズシゲより良かったぞ。

以上、原作未読の軍オタの私見。

230 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 18:29:13 ID:bQRKI8F9
原作知らずに見ました。家族の描き方も落ち着いた雰囲気で、道路や畑や喫茶店
や、当時を懐古調に描いていて気に入りました。学生の振るまいが立派でした。
死を前にすると今の学生もああいう風に立派に見えるのでしょうか。
回天という理不尽な兵器が作られたことを記録して、広く知ってもらうにとても
良い映画だと思います。

232 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 19:39:55 ID:fnmYl7jL
なんかね、人間の狂気とかそういうものを表現して欲しかったんだよね。
だって、人間魚雷だぜ?
有り得ねー状況だろ。
なんであんなに淡々としてんだよ。
原作と違ってもいいから敵艦撃沈させるぐらいの
華が欲しかったな。

234 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 19:56:04 ID:BF0yyUIe
>>232
輸送船撃沈してますよ。
あえて並木が自己で回天に閉じ込められ、
確実に死を覚悟してからのメモがこの映画のテーマじゃないのかな?
題名を見れば、分かるでしょ。
出口のない海
並木の最後の状態でもあり、当時の個人ではどうしようもない時代のことでもある。
もし、映画の題名が、KAITEN-回天ーだったら、それ違うってことになるかもしれないけど。
戦争に負けて、日本人はアメリカにハッチを開けて貰ったんだよ。
酸欠状態から開放された日本人は、そのときは2度と自らハッチを閉めて潜行をしようとは思わなかっただろ。

235 :名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 20:54:39 ID:VOuw1Ck1
>なんかね、人間の狂気とかそういうものを表現して欲しかったんだよね。

少なくとも回天に乗った学生たちに狂気は無かったでしょう。
時代が時代だったというのもあるけど、平和な時代に生きてる
自分たちが考えるより、当時の人たちは本当に冷静で淡々と
してたんじゃないかって思うんだよね。
そりゃあ色々思うこともたくさんあったろうし、
生への執着とか葛藤とか死ぬことの意義とかね。
狂気とは対極に、静かな悲しみっていうのもあると思う。
なんかうまく言えないけど。


関連記事

  1. 2010/12/04(土) 17:46:32|
  2. た行映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<魔法使いの弟子 | ホーム | 魔法にかけられて>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://eiga2chan.blog79.fc2.com/tb.php/1584-41104abe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

広告/PR

プロフィール

江戸川長治

Author:江戸川長治
仕事が忙しすぎてブログが疎かです…(p_q*)

twitter

つ、つうぃつたぁー?なるもの、始めてみました…,。
https://twitter.com/#!/eiga2chan

2ちゃんねる映画ブログ内検索

アクセスランキング☆感謝感謝

アクセスランキング

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

作品リスト (1)
あ行映画 (283)
か行映画 (266)
さ行映画 (286)
た行映画 (233)
な行映画 (62)
は行映画 (309)
ま行映画 (112)
や行映画 (37)
ら行映画 (124)
わ行映画 (34)
映画ニュース (446)
映画一般 (94)
2ちゃんねる以外 (249)
公開直前映画の評判 (52)
国内興行成績 (70)
全米興行成績 (70)
2ちゃんが選ぶベストシネマ (3)
このブログについて (1)

最新コメント☆感謝です

最新トラックバック☆歓迎です

リンク(相互リンクのサイト様は後ろに☆)

このブログをリンクに追加する

映画ブログさん★五十音順

≪リンクを貼っていただいていることが確認出来たブログさん、何回かトラックバックしていただいたブログさん等を感謝の気持ちとともにご紹介。≫

嗚呼,魅惑の映画道+レンタルDVD
as soon as
いい加減社長の映画日記
映画、言いたい放題!
映画速報
映画 大好きだった^^
カゲヒナタのレビュー
京の昼寝~♪
- 今夜も酔いどれ映画感!
さくら日和
さも観たかのような映画レビュー
だらだら無気力ブログ
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
泣ける映画と本のblog
日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~
破壊屋
Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>
ひらりん的映画ブログ
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
momoな毎日
You talkin' to me ? 2nd ~新たなる驚異を求めて~
RISING STEEL
龍の映画上映中?!

ブログ内タグリスト

現在~2009年8月11日までの間の記事に関してはタグの設定済みです。 FC2ブログの仕様上、タグはカウント順に並んでいるので、お目当てのタグの有無は、ブラウザの「編集」→「このページの検索」or「検索する文字列」(または Win「Ctrl+F」キー Mac「コマンド+F」キー)でご確認下さい。

アメリカ映画 日本映画 アニメ イギリス映画 ホラー フランス映画 大杉漣 柄本明 時代劇 香川照之 スティーヴン・スピルバーグ ドイツ映画 香港映画 韓国映画 ニコラス・ケイジ 高良健吾 竹中直人 谷村美月 ジョニー・デップ 麻生久美子 妻夫木聡 西田敏行 ミュージカル サミュエル・L・ジャクソン 加瀬亮 ブルース・ウィリス リーアム・ニーソン 阿部寛 松山ケンイチ ジャッキー・チェン 佐藤浩市 レオナルド・ディカプリオ ハリソン・フォード スペイン映画 マット・デイモン ドキュメンタリー 浅野忠信 ARATA 山田孝之 三浦友和 役所広司 岡田将生 中村獅童 小出恵介 ブラッド・ピット 戸田恵梨香 ユアン・マクレガー レイフ・ファインズ 宮藤官九郎 小池栄子 瑛太 藤原竜也 小栗旬 蒼井優 満島ひかり 玉山鉄二 宮崎あおい スティーヴン・セガール スカーレット・ヨハンソン 長澤まさみ 吉高由里子 アーノルド・シュワルツェネッガー 堤真一 ジョン・トラヴォルタ 成宮寛貴 谷原章介 大沢たかお 樹木希林 犬映画 ジェイソン・ステイサム ゲイリー・オールドマン ロバート・ダウニーJr. ユースケ・サンタマリア 特撮 ジョージ・ルーカス キャメロン・ディアス 鈴木京香 田中麗奈 西島秀俊 中国映画 カナダ映画 佐々木蔵之介 伊勢谷友介 モーガン・フリーマン 渡辺謙 薬師丸ひろ子 トム・クルーズ トム・ハンクス エマ・ワトソン 窪塚洋介 椎名桔平 広末涼子 ガイ・ピアース アンジェリーナ・ジョリー 中村ゆり 綾瀬はるか 宮崎駿 田辺誠一 香里奈 堺雅人 柳葉敏郎 園子温 アンソニー・ホプキンス ジョージ・クルーニー 北乃きい 深田恭子 ヒュー・ジャックマン 市原隼人 香取慎吾 井上真央 仲里依紗 オーストラリア映画 シガーニー・ウィーバー 玉木宏 中井貴一 サンドラ・ブロック ラッセル・クロウ 石原さとみ 伊藤英明 阿部サダヲ ダコタ・ファニング ハル・ベリー ジョディ・フォスター 草なぎ剛 竹内結子 クリント・イーストウッド アン・ハサウェイ 仲間由紀恵 ミラ・ジョヴォヴィッチ ユマ・サーマン 成海璃子 佐藤隆太 ミッキー・ローク 上野樹里 仲村トオル ウィル・スミス 松田龍平 水川あさみ イライジャ・ウッド クリスチャン・ベール シルヴェスター・スタローン 大泉洋 豊川悦司 トミー・リー・ジョーンズ 木村佳乃 木村多江 フィリップ・シーモア・ホフマン ロバート・デ・ニーロ 林遣都 ベン・アフレック ケイト・ベッキンセイル 深津絵里 ケヴィン・スペイシー 堀北真希 大竹しのぶ 柴咲コウ リチャード・ギア キアヌ・リーブス ジュード・ロウ 吉瀬美智子 白石美帆 ナタリー・ポートマン 永山絢斗 スティーヴ・ブシェーミ 岡田准一 黒木メイサ 栗山千明 コリン・ファレル ヴィン・ディーゼル ブラッドリー・クーパー メリル・ストリープ ティム・バートン 松田翔太 オーランド・ブルーム 江口洋介 哀川翔 ジュリア・ロバーツ 小雪 ダスティン・ホフマン 小西真奈美 松本人志 マイケル・J・フォックス 森山未來 ニコール・キッドマン デンゼル・ワシントン 松雪泰子 唐沢寿明 及川光博 佐藤健 ロバート・ゼメキス マイケル・ベイ 中村蒼 北野武 リュック・べッソン ペネロペ・クルス 西部劇 佐藤江梨子 北川景子 竹野内豊 クエンティン・タランティーノ アレック・ボールドウィン ザ・ロック マイコ 香椎由宇 寺島しのぶ ベルギー映画 宮迫博之 ケヴィン・ベーコン ベニチオ・デル・トロ イタリア映画 グウィネス・パルトロウ ショーン・ペン 中谷美紀 デニス・クエイド 菊地凛子 ヒース・レジャー 松たか子 ジャン・クロード・ヴァン・ダム 織田裕二 生田斗真 多部未華子 アビゲイル・ブレスリン キャシー・ベイツ ジェームズ・キャメロン 小林聡美 オーストリア映画 桐谷健太 ビル・マーレイ 向井理 ウィノナ・ライダー 篠原涼子 ロバート・パティンソン ジャック・ブラック サラ・ジェシカ・パーカー チャーリー・シーン ポール・バーホーベン 市川由衣 マイケル・ダグラス 三浦春馬 ジェフ・ブリッジズ 猫映画 イーサン・ホーク シャーリーズ・セロン 溝端淳平 ケヴィン・コスナー ジム・キャリー 永作博美 ダニエル・クレイグ ジェット・リー 芦田愛菜 ダニエル・ラドクリフ クライヴ・オーウェン 真田広之 オーウェン・ウィルソン ベン・スティラー ピアース・ブロスナン ジェラード・バトラー イ・ビョンホン ウエンツ瑛士 常盤貴子 ジョン・マルコヴィッチ 小泉今日子 スーザン・サランドン 新垣結衣 エディ・マーフィ 吉川晃司 ケイト・ウィンスレット 岡村隆史 上戸彩 原田知世 二宮和也 ガイ・リッチー リブ・タイラー 中居正広 ヒュー・グラント 山田洋次 榮倉奈々 シャイア・ラブーフ 木村拓哉 小池徹平 アンドリュー・ガーフィールド エドワード・ノートン 福田沙紀 星野真里 中村雅俊 ダニエル・デイ・ルイス 稲垣吾郎 クリステン・スチュワート クリス・パイン ジェシカ・アルバ 水谷豊 ナオミ・ワッツ 笑福亭鶴瓶 ジャック・ニコルソン マーク・ウォールバーグ チェコ映画 桜庭ななみ キーファー・サザーランド リバー・フェニックス ティム・ロビンス オダギリジョー ロビン・ウィリアムズ 三谷幸喜 M・ナイト・シャマラン アントニオ・バンデラス メキシコ映画 平野綾 内田有紀 夏帆  ジェームズ・マカヴォイ エミリオ・エステベス 松田優作 マシュー・マコノヒー 水嶋ヒロ ソン・ガンホ オリヴァー・ストーン エイドリアン・ブロディ 井ノ原快彦 高倉健 シャロン・ストーン ミシェル・ファイファー ポーランド映画 ジェラルド・バトラー 庵野秀明 三浦翔平 キーラ・ナイトレイ ジェイミー・フォックス メグ・ライアン 速水もこみち ペ・ドゥナ キム・ベイシンガー ダニー・デヴィート ウィリアム・ハート デミ・ムーア 寺尾聰 長谷川京子 福山雅治 東山紀之 アンディ・ガルシア ジョシュ・ハートネット 相武紗季 アル・パチーノ 前田敦子 ドリュー・バリモア スティーブン・キング ブレンダン・フレイザー オードリー・ヘプバーン ジャン・レノ ジョン・キューザック 押井守 ショーン・コネリー 反町隆史 ホアキン・フェニックス メル・ギブソン 武井咲 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ マーティン・スコセッシ ウーピー・ゴールドバーグ ハーレイ・ジョエル・オスメント 吉永小百合 マコーレー・カルキン アダム・サンドラー 渥美清 井筒和幸 大島優子 つるの剛士 ジェニファー・アニストン 武田鉄矢 藤木直人 米倉涼子 中島哲也 リンジー・ローハン ノルウェー映画 松嶋菜々子 奥菜恵 ピーター・ウェラー スウェーデン映画 タイ映画 マイク・マイヤーズ 松下奈緒 大倉忠義 ウェズリー・スナイプス チョン・ウソン 加藤あい リーズ・ウィザースプーン アシュトン・カッチャー オランダ映画 吉岡秀隆 ポール・ニューマン 木梨憲武 上地雄輔 トビー・マグワイア マドンナ 沢尻エリカ チャック・ノリス 安藤政信 金城武 チャン・ツィイー 櫻井翔 ルクセンブルク映画 陣内孝則 中山美穂 チョン・ジヒョン 市川海老蔵 マット・ディロン 菅野美穂 クリス・タッカー スティーヴ・マーティン ウォンビン 佐々木希 カート・ラッセル コロンビア映画 アルゼンチン映画 アシュレイ・ジャッド ハンガリー映画 台湾映画 イスラエル映画 山下智久 シェール 照英 赤西仁 ブルース・リー 亀梨和也 ソン・スンホン 新海誠 長瀬智也 山下敦弘 スイス映画 マイケル・ムーア 伊東美咲 錦戸亮 松平健 本木雅弘 フィンランド映画 シガニー・ウィーバー イラン映画 丸山隆平 スイス映画 キーラ・ナイトレイ ドルフ・ラングレン インド映画 松坂桃李 高橋克典 松岡昌宏 大野智 村上信五 スロベニア映画 ポール・ウォーカー デンマーク映画 ロバート・レッドフォード ブラジル映画 ホイットニー・ヒューストン スロバキア映画 キルスティン・ダンスト 森且行 

▼ブックマークお願いします


ソーシャルブックサイトのブックマーク追加ボタンを1つに統合したボタンです。(提供:Add Clips)

RSSリンクの表示

QRコード

QR